この映画も家族愛、姉妹愛、お互いを思いやる気持ちに気づかせてくれる大切な映画です。
姉のさつき、妹のめい。
やさしいお父さん、からだの弱いお母さん。
同級生のおともだち、かんた。かんたのおばあちゃん。出てくるキャラクター全てが優しい気持ちを持っていて、ほっこりとします。この映画で忘れてはいけない、映画のタイトルにもなっている、トトロ。ものすごく可愛い。
いまではトトロのショップも大人気ですよね。
世界で愛されるほどの映画。トトロやネコバスといった現実から離れたキャラクターだけど、映画に入り込ませてくれる。
めいちゃんがトトロに初めて出逢うシーンは忘れられません。
トトロが大きな口を開けて、大きな声でトトロと名前を叫んで、だんだんめいちゃんも眠くなってしまった、さつきに起こされたときにはトトロはもう目の前にいなくて、森のなかを何度も走ってさつきにトトロを会わせようとするけど、見つからないシーンにもほっこりとします。
めいがまっくろくろすけと出逢うシーンもほっこりとします。
いちばん胸打たれたのは、母が入院する病院から電話があり、めいちゃんがお母さんにとうもろこしを渡そうと思っていた中で、さつきとはぐれてしまって一人で行き迷子になってしまうシーンです。
親を思う子の気持ちが全面に出ていて感動しました。
父が乗るバスを待っている間にトトロが現れて、どんぐりを手渡しするシーンもジーン・・・。
トトロの二人を思う優しさが溢れていたシーンだと思います。最後は、お母さんが入院する病室の窓の木に座り眺めていましたが、その後さつきとめい、トトロ、お母さんとお父さんがどのような人生を過ごしているのかも気になります。トトロの最後の結末はネットでもいろいろな噂がありますよね。長い間ずっと愛され続け、日本でおさまらず世界でも愛され続けているトトロは本当にすごいと思います。
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